冬休みのパリ観光

姉へのメールの一部

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 子どもらの風邪はまあまあよくなり、あびはかわいい顔に戻ってきたし、藤吾さんの目もちょっとましになっています。自分がものすごい頭痛と筋肉痛で、体調が悪い。年末がんばったから、風邪に負けたようです。それでも、子どもらを連れてただ券のあったポンピドゥーセンターに行きました。センターの近くの有名な博多ラーメンの店でお昼を食べて、通り道にあったHEMAであびの友だちの誕生日プレゼントを買い、ポンピドゥーでアンドレ・ドランとセザールの展覧会を見て、帰りにパリのシャトレ駅前にできたLEGOストアでフィギュアだけを買いました。みんなどっかにバカンスに出かけるけど、パリ観光は世界でも贅沢なバカンスの過ごし方と思います。

 ラーメン屋では、から揚げとか餃子とか子どもの好きなものを一緒に注文して、仕事でもらった年末まで使えるレストランチケットを使って、安く「豪勢に」食べました。カルピスがあったのに気付かなくて、出るときに見つけて、藤吾さんがものすごく悔しがりました。博多ラーメンはパリで流行っていて、フランス人がようけ来ていました。

 誕生日プレゼントも、最近は本人たちが友達に選ぶようになってきて、ちょっと楽です。あびは髪飾りとかかわいい文房具とかをごちゃごちゃ組み合わせて買いました。

 ポンピドゥーは、ずいぶん行ってなかったから懐かしいぐらいです。贅沢に、大きな企画展を子どものペースでざーっと見て、これおもしろい!というのだけ立ち止まって見ました。もっと古風な美術館だと、子どもは嫌がられたりするけど、ポンピドゥはよかった。アンドレ・ドランは、実物はけっこうよくて、特に色使いや構成がいい。後で絵葉書を買おうと思ったら、色が全然違ってがっかりしました。子どもらはセザールの変なアートの方がおもしろかったようです。ぺちゃんこにした車や、派手な色のムースの固めたのの絵葉書を買って、友達やゴッドファーザーに送ることにしました。

 レゴのミニ・フィギュアは、うちでレゴで遊んでいるとき、あびが使いたいような女の子の「人」がとても少ないのです。レゴストアは、自分で部品を選んで「人」を作ったのを買えるコーナーがあったのです。そんなことは、入ってみて初めて知ったのですが、前からレゴの人が見つかったら買おうと思っていたので、二人にそれをやっていいといいました。藤吾さんが、その後いつまでも、「ありがとう!お母さん!これ買ってくれて。」と何度もいいました。よっぽどいつも衝動買いさせないようにしているので、あんな小さなレゴのフィギュアを一人4体買っただけで、ものすごくありがたがられました。

 なかなか充実した、効率のよいお出掛けでした。子どもが健康な時なら、もう一回くらいなにかしたいところでしたが、プールさえいけそうにない。あびが、学校でプールが始まる次学期前に一度慣らし泳ぎをしたいと言っているけど、藤吾さんがあんな調子で、私がこれでは、行けないうちにバカンスが終わることになるかもしれません。

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