涅槃の次に訪れるもの 7章(仮)

倉敷駅を降りて、かつて三越というデパートがあり、今は天満屋さんになっているところを通り過ぎ、階段を下りて商店街に向かうところ、厳密にいえば、商店街のもう一つの通りへの路地の所に、ぶっかけうどん屋さんがある。

そこのうどん屋さんで、2016年ごろか忘れたが、何かキリスト教徒関係したような音楽のプロモーションビデオが流れていたのを憶えている。

そのうどん屋さんで、かつて、ライブシーンがあったという噂を聞いた僕は、うどんを食べに出かけて、その話を店員さんに話した。

「あのーかつて商店街の中にあった楽器屋さんに勤められていた方から聞いたんですけれど、、」

「ああ、あの楽器屋さん自体ももう無いからねぇ。昔の話よ。。」

なんとなく気まずい空気が流れた。

店を出て商店街の中に入っていったら、そのうどん屋さんと全く同じ名前のお好み焼き屋さんがの看板が見えた。

「とりあえずちょっと一息、、」

と僕は、自転車に乗り、商店街が廃れる原因となった、郊外のショッピングモールへと向かい、本を一冊雑誌を一冊買って、水を2杯飲んだ。

数日後、僕はそこのお好み焼き屋さんを訪れた。

「一名様ですか?」

「はい、そうです」

「全席禁煙ですが」

「大丈夫です」

「ではあちらの席に」

僕は、席に座り、水を汲み、新聞と週刊誌を眺めてた。

ワンコインで買えた、おいしそうなお好み焼きが来た時、僕はすかさず、お好み焼き屋さんのおかみさんに尋ねた。

「あのこのお店って、もしかしておうどん屋さんと関係あるんですか?」

「ええそうよ。私昔あそこで働いていたから」

「あ、そうなんですか、、そういえばあそこで昔ライブ活動があったっていう噂を聞いたんですが、、」

「ああ、社長さんが今でもCD出しているわよ」

「あ、なんか、うどん屋さんのビルの屋上に流れていましたね」

「帰りに寄ってごらんなさい」

そして、僕はおいしいお好み焼きを食べた後、うどん屋さんへ行き、外のレジでてんぷらとCDを購入させて頂き、家へ持って帰った。

母と一緒に聴いていたら、母が、

「あら、あんたの聴くCDでは珍しいぐらい言葉がはっきりしているわね」という感想を言った。